棍棒飛ばしチーム加盟要件

 全日本棍棒協会では、棍棒飛ばしチームの協会への加盟に際し下記の要件を設けることとする。また今後、全日本棍棒協会が主催する全ての大会は、加盟チームのみが参加できるものとする。

 加盟要件

  1.  5名以上(内女性1名以上)の選手[*1]がチームに所属していること。
  2.  市町村以下の範囲でホームタウン[*2]を設定し、当該地域内でホームグラウンド[*3]を確保していること。
  3.  ホームタウンに設定している地域の名前(市町村名、旧市町村名、地区名など)をチーム名に組み込んでいること。
  4.  チームの半数以上の選手がホームタウン在住であること。
  5.  企業の所有するチームでないこと。
  6.  2ヶ月に1回以上の頻度でメンバーの半数以上が参加する練習を行っていること[*4]。
  7.  チームとしてホームタウン内の山林整備に関係している[*5]こと。

*1 選手とは、実際に試合に出場できる人間を指す。
*2 ホームタウンとは、そのチームが本拠地とする地域を指す。
*3 ホームグラウンドとは、自由かつ安全にプレーできる棍棒飛ばし専用の土地を指し、大きさは5m×20mを最小限とする。公営のグラウンド等はホームグラウンドたりえない。
*4 練習は必ずしもホームグラウンドで行う必要はないが、半年に1回以上練習で使用しない土地はホームグラウンドとは認められない。
*5 山林整備とは、生物多様性ある山林環境を目指した営みを指す。また、それに関係しているとは、山林整備に継続的に従事ないし支援していることを指す。

要件7について
 棍棒飛ばしは全日本棍棒協会が考案した競技だが、全日本棍棒協会は里山制作団体つち式を母体として生まれている。つまり、この競技はその誕生の経緯からして里山と不可分である。事実、棍棒は豊かな山林環境を背景としなければ成り立たない。そして現在、多くの地域で里山はその豊かさを失いつつある。したがって、棍棒飛ばしをプレーするチームはすべからく里山ないし山林の整備を行うべきだ、というのが全日本棍棒協会の見解である。
 たしかに厳しい要件ではある。もちろん我々とてこの競技を普及させたくないわけではない。けれども、無邪気に棍棒飛ばしだけに興じていられる状況でないことは明白である以上、山の問題を無視することはKONBOUプレイヤーシップに反する態度だと言わねばならないだろう。だいたい、これしきの厳しさをクリアできないチームが厳しい競技の世界において何事かを為せるはずがない。我々は、上記全ての要件を充した諸君とハイレベルな試合を行うことを心待ちにしている。

加盟申請は、所定のフォームに記入のうえ全日本棍棒協会に提出すること。
https://forms.gle/DQNsDhbiwuJPwjHB7

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