棍棒飛ばしルール|2022年5月改訂(前回22年4月)

・2チームによる攻守入れ替わり制で行う。
・攻撃側は棍棒台に載せた被打棒を殴打棒で殴り飛ばし、守備側はそれを撃墜棒で打ち返したり身体で受け止めたりして阻止する。
・攻撃側は殴打者が1名1打ずつ飛ばし、守備側は撃墜者が複数名で待ち構える。
・勝負は各チームの合計点数で決する。

・打場の大きさは縦24m×横7~9m。
・棍棒台は高さ20~30cmの丸太もしくは角材を使用し、零線中央に固定する。

・公式戦は10回制とし、5回裏が終了した時点で休憩(ぐびぐびタイム)を挟む(10回が同点で終了した場合は勝敗が決するまで延長戦を行う)。
・公式戦は5人制とし、各チーム攻撃は5名以下、守備は3~4名以下の競技者によって行う。
・公式戦において控え選手は3名までとし、交代は無制限に行える(選手の登録者数は8名まで)。ただし、1回の攻撃において同じ殴打者が2度打つことはできない。
・公式戦においてはどのチームも女子選手を1名以上攻撃に参加させなければならない。女子殴打者の得点は2倍して計上する(マイナス得点は2倍しない)。

・殴打者による打ち方は、棍棒台に置いた被打棒に対して殴打棒を上から振り下ろす形に限る。それ以外の打ち方は反則であり0点となる。
・点数は、0~3mは0点、3~6mは1点、6~9mは2点、…21~24mは7点というように、3mごとの範囲のどこで棍棒が静止したかによって採点し、24m以上の場外に飛んだ場合は10点とする。
・横幅を示す左右の側線の外(線外)に被打棒が飛んだ場合は0点とする。
・撃墜者に被打棒を受け止められた場合は、撃墜者が素手であれば-10点、軍手一枚でもしていれば-5点とする。
・殴打者が空振りした場合、または後ろ(論外)に被打棒を飛ばした場合、1度目は不問とし、2連続でいずれかを行った場合に-5点とする。ただし、最終回に限り2連続でいずれかを行った場合は-10点とする。
・殴打者が殴打した際に被打棒が著しく破損ないし折れた場合は、無効として新しい被打棒を殴打することができる。ただし殴打者が望めばそのまま採点される(採点は被打棒の最も大きな破片が静止した地点で行う)。
・殴り飛ばされた被打棒が地面で跳ねたり撃墜者に打ち返されたりした場合も、最終的に被打棒の動きが止まった地点が採点対象となる。被打棒が静止した時点をその殴打者による攻撃の完了とする。
殴打者は自身の攻撃が完了するまで何度でも追い打ちすることができる。例えば殴打者が殴り飛ばした被打棒が撃墜者に打ち返されて殴打者の元まで飛んできた場合、殴打者もそれを打ち返すことができる。ただし殴打者は一線を越え出てはならない。

・撃墜者は、殴打者が被打棒を打つまで棍棒台に一線より近く立ってはならない。
・撃墜者は撃墜棒および身体以外を使用してはならない。
・撃墜者による守備が有効であるのは被打棒の動きが止まるまでとし、一度被打棒が静止したにもかかわらず打ち返すなどした場合は無効となる。悪質な場合は警告の対象となる。
撃墜者は被打棒が静止するまでは何度被打棒に触れてもよい。

・選手または審判への危険行為や妨害行為はこれを禁止する(野次や罵倒は妨害行為にあたらないが、差別的な発言には警告または退場処分が課される)。
・競技者または審判以外による打場への侵入はこれを禁止する。
・悪質な反則または禁止行為を行った選手またはその他の者には警告または退場処分が課される。警告は2回目で退場処分となる。

【服装規定】

・守備時にはヘルメットと金属製フェイスガードの着用を義務付ける。その他着用できる防具は、非金属製の脛当てと軍手相当の厚さの手袋に限る。
・厚めの服の着用はこれを認める。
・スパイクや先芯のある靴の着用はこれを認める。

【棍棒規定】

棍棒飛ばしで使用する棍棒はすべて木製に限り、樹種は問わない。殴打棒と撃墜棒の形や大きさは各人の自由であるが、被打棒のみ以下のような規定を設ける。

全長50cm程度
打撃部:持ち手=5:4程度
打撃部の直径6cm程度
持ち手の直径4cm程度
重さ1000~1200g程度

なお、公式戦においては全日本棍棒協会製の公式被打棒を使用する。

【用語】

・棍棒場…棍棒飛ばしを行う場所
・打場…棍棒飛ばし用に線で区切られたコート

・零線[ぜろせん]
・点数線(一線、二線、三線…~七線)
・臨界線
・側線
(以上4つは打場図を参照のこと)

・棍棒台…殴り飛ばされる小さい棍棒(被打棒)を設置する台(丸太や角材)。

・殴打棒…棍棒台に置いた小さい棍棒(被打棒)を殴り飛ばす大きい棍棒。
・被打棒…大きい棍棒(殴打棒)によって殴り飛ばされる小さい棍棒。
・撃墜棒…飛んでくる棍棒(被打棒)を打ち返す守備用の棍棒。

・殴打者…攻撃時に殴打棒で被打棒を殴り飛ばす競技者。
・撃墜者…守備時に撃墜棒や身体で飛んでくる被打棒を阻止する競技者。

・競技者…試合に出場している者。
・選手…控え選手を含めた登録選手。

・打棒…殴り飛ばされた被打棒。

・場外…奥行き24m以上の臨界線外区域。
・天上げ[てんあげ]/昇天る[あがる]…奥行き24m以上の区域(場外)にまで被打棒を飛ばすこと。10点が入る。
※天高く棍棒を飛ばす、テンションが上がる、10点を計上する等の意味が込められている。

・愚打/愚棒…3点以下のしょぼい打棒。
・愚打る…側線内で四線より手前に被打棒を飛ばす、ないし打ち返されること。

・線外…側線外区域。
・駄棒る[だぼる]…線外に被打棒を飛ばす、ないし打ち返されること。0点となる。

・論外…棍棒台より後ろの零線外区域。
・トミる…被打棒を後ろ(論外)に殴り飛ばす、ないし打ち返されること。非常に不名誉なことである。殴打者が自ら2連続で飛ばした場合、または撃墜者に打ち返された場合に-5点となる。

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